兵庫県佐用郡佐用町
兵庫/国道373号
佐用インターサービスステーション
佐用インターサービスステーション(以下SS)は、中国自動車道佐用ICのすぐそばにあるフルサービスのガソリンスタンドです。お客様の多くは近隣に住む地元の方で、休日はインターを利用する県外ナンバーのご来店もあります。鳥取県へつながる国道373号線が近く、鳥取ナンバーや山陰地方へ移動するトラックのご来店も多いです。また佐用インターSSは自家発電機を備えていて、災害時に燃料を供給できる「住民拠点SS指定所」にもなっています。
マネジャーの井澤孝治さんは、2018年10月から佐用インターSSへ異動しました。これまでに5店舗、セルフサービスとフルサービス両方での勤務経験があります。セルフサービスの場合、お客様が車から降りて給油をするため、近い距離でゆっくりお話しできる機会が多いのに対し、お客様は車から降りず、スタッフは給油したり窓を拭いたり…。結果的にお客様と接する時間が短くなりやすいフルサービスでは、『任せてもらえるようになること』が大切だといいます。「給油や窓拭きだけではなく、キャンペーンなどの声かけをどんなに忙しいときでも取り組むことで、例えばオイル交換や車検などの依頼へつながることもあります。『任せられる』という信頼関係ができるまでに時間はかかりますが、これはフルサービスの強みだと思います」。
ガソリンスタンドは燃料の供給だけでなく「走る上での安全を守る場所でもある」と井澤さん。車が安全な状態でお客様が安心して運転できるよう、タイヤの空気圧やオイルの状態など、運転するときに重要なことや大切なことは声をかけて伝えていきたいといいます。また、これから冬にかけて佐用町では降雪が多くなるため、お客様の安全のためにもスタッドレスタイヤの販売・案内を強化していきます。
井澤さんは今後の佐用インターSSの目標を『地域で一番のガソリンスタンドにすること』といいます。そのためには、やはりまずは接客。あいさつ・給油・窓拭き・声かけという基本サービスを、全てのお客様にムラなくできるようにすること。そして、洗車やコーティングもあわせてお客様へアピールして、たくさんのお客様に来店頂けるようにしていきたいといいます。「燃料以外の整備や洗車なども含めて、『吉田石油店さんに全てお願いします』『ヨシダさんに任せます』と言ってもらえるようになりたいですね」。
降雪前にスタッドレスタイヤへ!
洗車機もあります♪
灯油配達もやってるよ!
ピカピカになるように仕上げます!
わたしたちの街
兵庫県佐用町
笹ヶ丘公園のビッグスライダー
兵庫県立大学西はりま天文台
兵庫県の南西部で岡山県との県境に位置する佐用町。北は鳥取、西は岡山、南は赤穂、東は姫路へと、世界遺産を擁する観光地へ1時間前後でアクセスできます。姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、宍粟市、神河町、市川町、福崎町、太子町、上郡町、佐用町の5市6町から成り立つ「西播磨」地域の中枢を担う町でもあります。
笹ヶ丘公園にある全長100mの「ビッグスライダー」は山の斜面を利用して設置されたすべり台で、スリルがあり、見える景色も好評。小さな子どもから大人まで楽しめます。春には満開の桜のなかをすべることもできます。兵庫県立大学西はりま天文台には、口径2mの世界最大級の公開望遠鏡「なゆた望遠鏡」があります。毎晩天体観望会も開催されていて、世界トップクラスの天文学に触れられます。
スタッフいちおしの『グルメ』
ホルモン焼きうどん
お多福のホルモン焼きうどん
駐車場完備で、お持ち帰りもできます
佐用町の名物といえば「ホルモン焼きうどん」。かつての佐用町から岡山県北部にかけての地域は、畜産業や精肉業が盛んでした。新鮮な牛の臓物肉(ホルモン)が多く手に入りましたが、当時はホルモンを食べる習慣はありませんでした。しかしホルモンを焼いて食べてみると美味しく、さらにお腹を満たすために野菜と、米より安価に入手できるうどんと一緒に食べるようになったのが「佐用ホルモン焼きうどん」の由来といわれています。佐用町のホルモン焼きうどんは鉄板の上でうどん・野菜・ホルモンを焼いたあと、つけダレをつけて食べます。町内にはホルモン焼きうどん店が9店あり、店舗ごとにつけダレの味が違います。
佐用インターSSから車で5分ほどのところにある「お多福」のホルモン焼きうどんは、はじめにうどん玉とホルモン、その他の好みの部位を選びます。お店のオススメはうどん玉3、ホルモン1、アバラ1、ブタ1(2人前2,100円)。店主が調理したホルモン焼きうどんが各テーブルの鉄板の前に置かれ、常にアツアツの湯気があがった状態でいただけます。ニンニクが効いたコクのあるつけダレとの相性も抜群で、もう一口と箸が進みます。
お店ごとにつけダレの味が違うので、食べ歩いて好みの味を見つけよう!
井澤孝治マネジャー