香川県三豊市
詫間海岸通りサービスステーション
香川県三豊市詫間町にある詫間海岸通りサービスステーション(以下SS)は同町の主要道路沿いに位置しており、交通量が多くお客様は途切れることなく来店します。地元のお客様はもちろん、同町の企業へ勤務する人や法人契約のお客様が多いです。全国的に少なくなってきた灯油や軽油の配達サービスも行っており、車を持たない年配のお客様からは感謝の声も届いています。2000年にオープンして今年で18年目。セルフサービスの店舗が増えているなか、「フルサービスの強みを活かしていきたい」とマネジャーの真鍋晃さんはいいます。
お客様と対面してサービスを提供するフルサービス。ガソリン給油のほかにも、あいさつの声や笑顔などの接客もフルサービスでは重要になります。より良いサービスを提供するために詫間海岸通りSSではスタッフで意見を出し合い、振り返り、改善を繰り返すことで一人一人が自分自身を見つめ直し、成長しています。真鍋さんはお客様に「あなたの接客で元気がもらえた」と言われた経験を活かし、自ら率先して笑顔や大きな声での接客をします。最近ではほかのスタッフもお客様から褒められる機会が増えているそう。「お客様の満足度が次の販売につながります」と真鍋さんは言葉に力を込めます。
2018年に入って嬉しい出来事がありました。2017年の秋から年末にかけて、真鍋さんが契約いただいている法人のお客様の元へあいさつに行きました。お客様との何気ない会話のなかで店舗が行っている車検や修理などのサービスや車のメンテナンス時期の目安などをお話しすると、年が明けてすぐに、あいさつへ行った全てのお客様からタイヤ交換や車検の依頼が入りました。「長年の付き合いを大切にする地域性、そして会話の重要性を改めて感じました」と真鍋さん。そんな真鍋さんの姿を見たスタッフも、「○○さんのところへ顔を出してきます」など自発的に行動するようになってきたそうです。
詫間海岸通りSSは吉田石油店のSSで唯一、車検や修理を行う自社の「車検工房ジャッキー」を併設する店舗です。車検は通常、自分で整備工場やディーラーへ車を持って行き、そこで代車を受け取ります。「車検をお願いしたいけど詫間町まで車を持っていくのは遠い…」というお客様が気軽に車検を申し込めるよう、お客様の最寄りの吉田石油SSに車を預け、その場で代車を受け取れるサービスを行っています。三豊市や観音寺市の西讃地域だけではなく、香川県、ゆくゆくは四国全域からの車検獲得が目標です。また車検工房ジャッキーでは新車・中古車・リース車の販売も行っています。一昨年までと比べ、あいさつ回りや接客の成果により販売台数もアップ。毎月コンスタントにお客様にお買い上げいただいています。「スタッフ一人一人の行動が数字として出てきていると思います。でも、もっと上を目指したい」と真鍋さん。
今後の目標は車検の新規獲得と販売の強化。「吉田石油店で車検をしている」「車の修理や販売もしている」ということを、このSSから発信していきたいといいます。
来店時の呼びかけやチラシ配布などの「来た人だけに向けた発信」でなく、例えば車検工房のホームページを開設しての呼び込みやSNSでの情報発信。「昔に比べ、お客様は情報を手軽に素早く入手できるようになりました。時代に合わせた新しいことにもチャレンジして、このSSが四国支店をけん引する存在になりたい」といいます。
タイヤの販売はコチラ~!
会員になると嬉しいことがいっぱい!
お兄さんに修理の仕方を教えてもらったよ!
ジャッキーでは車の販売もやってるよ!
「ラブちゃんでんき」って知ってる?気になったらスタッフに気軽に聞いてね♪
お客様をお見送りします!
わたしたちの街
香川県三豊市
詫間大橋には、浦島太郎のモニュメントが!
フラワーパークうらしまでは春はマーガレットやポピー、秋はコスモスが一面に広がる
インスタ映えで注目を浴びている父母ヶ浜。とっておきの1枚を撮るには、事前に日の入り時刻と干潮時を確認しよう
香川県の西部にある三豊市は、北西部は瀬戸内海に突き出た荘内半島があり、その南部には砂浜の美しい海岸線が続き、 粟島、志々島、蔦島などの島しょ部があります。
吉田石油店の本社がある詫間町の西部・庄内半島はかつて「浦島」と呼ばれ、浦島太郎伝説が残されています。浦島太郎が生まれた里「生里(なまり)」や太郎がいじめられている亀を助けた浜辺「鴨之越(かものこし)」、太郎が玉手箱を開けた場所で「箱(はこ)」などの地名があります。四季折々でいろいろな花が咲く「フラワーパークうらしま」や、スポーツ大会「浦島太郎杯」「うらしまマラソン」など、施設や行事の名称も浦島太郎にちなんだものがあります。そのほか、町内には竜宮城や玉手箱を模した公衆トイレや竜宮城がデザインされた街路灯など浦島太郎伝説にちなんだモニュメントが多数作られています。
隣町の仁尾町では、日本の夕陽百景に選ばれた「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」が人気。日本のウユニ塩湖と呼ばれ、風がない干潮時で水面が波立たないとき、砂浜にできる水たまりが天空を映す鏡のようになります。夕方には一層美しい光景が広がり、「インスタ映え」するその絶景を収めようとカメラを持つ人で賑わいます。
スタッフいちおしの『イベント』
スタッフいちおしの『イベント』
打ち上げ花火が30分間、夜空を色鮮やかに染める
花火は海上にも映り、壮大です
毎年8月に開催される「たくま港まつり」。まつりのオリジナルソング「サンバうらしま」にあわせて、町内の子どもたちによる総踊りや企業・グループで出場する「舞い舞サンバ踊りコンテスト」、芸能人やアイドルによるステージショーなどがあります。会場周辺の一般道が歩行者天国になり、多くの屋台も出て賑わいます。
まつりの最後には海上からの打ち上げ花火があります。その数約2000発。夜空に広がる花火は海上にも映り、壮大で美しい眺めです。潮風を感じながら見るこの花火は、毎年大勢の人が楽しみにしています。
2018年の港まつりは8月11日!みんなで楽しもう!
真鍋晃マネジャー