バッテリーについて
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- バッテリーの寿命ってどれぐらいなの?
- 一般的に2~3年です。走行距離、夜間走行が多いなどで変わってきます。
最近の車は電気機器(ナビ、オーディオ等)が多くなり、消費も多くなっています。以前のバッテリー上がりは緩やかに発生していましたが、最近のバッテリー上がりは急激に発生するようです。朝、スターターが重いと感じたら点検をお勧めします。
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- バッテリーの中の液体って何?
- この液体は希硫酸です。この液は蒸留水と硫酸の比率が65%と35%程度に調整されていて、20℃で1.26の比重が標準とされています。劇薬ですから、衣類や手に付いたりしたらすぐに水で流しましょう。
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- バッテリーの中の黒い板って何?
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鉛です。これと希硫酸の電位差を利用して化学反応させ、電気を充電、放電しています。黒い板が白くなる現象(サルフェーション)になると、電極板の表面が結晶化し白く極板を覆ってしまいます。バッテリーがダメになる多くの原因はこれです。
バッテリー液が減り、中の電極板が露出すると、性能が悪化するばかりではなく、寿命まで短くなります。この時発生するガスは引火性の水素で、極板が露出して火花が出た場合は非常に危険な状態になります。
バッテリーの点検・充電・交換は、サービスステーションにご依頼ください。