マラソンと華道
眞鍋和典/代表取締役
PROFILE
三豊市詫間町出身、平成21年3月に代表取締役に就任。
入社当時から「お客様から頂いたありがとう」を大切にし、代表取締役となった今も事業経営の芯としている。
「四十の手習い」と言いますが、40代になって始めた趣味が二つあります。
一つはマラソンです。
マラソンブームに惹かれた飲み友達に誘われて再開しました。再開というのは学生の頃、陸上競技部で400Mと800Mの選手でした。競技生活を続けると、練習の苦しさから、走ることが億劫になっていました。そのせいか社会人になってからはスポーツと言えば、たまにゴルフするくらいでした。
走り始めると目に見えて体重が減少します。それが楽しくて、しばらく練習に励みました。フルマラソンも4回完走し、大会出場が当たり前になると結果もほしくなります。飲酒と加齢で衰えた肉体に鞭打ち、当社の皆さんを中心に参加した4時間耐久満濃リレーマラソンの一般の部3位、飲み友達と参加した小豆島オリーブマラソン全国大会40代の部8位の結果を出せたことに満足しています。最近はハードトレーニングを行わず、ダイエットの一環として、3~5Kをジョギングかウォーキングする程度に落ち着いています。
もう一つは華道です。
もともと伝統文化に興味があり、高校生の頃、陸上競技部と同時に茶道部にも所属していました。そのため、華道に誘われた時も「ちょっとやってみよう」の気持ちが起こりました。
生花は、形をすっきり整え、彩のバランスを取ることが大切だと感じます。初心者の頃は下手であることが楽しく、しばらくマイブームでした。私の所属する流派は年に5回「生込み試験」があります。支部の先生、生徒が100名程度参加し、50分で課題を仕上げ、本部講師の採点を受けるものですが、試験といわれると気合が入るもので、生込み試験が終わると疲労感で放心状態に陥ります。試験の点数が95点以上を頂けるとその日はハッピーな気分になり、逆に90点以下だと一週間くらい落ち込みます。たまに自分の作品が「模範作品です」とかの講評を受けると気分が舞い上がったりします。
始めて今年で7年目に入ります。体力は関係ないので、年をとっても続けることが出来ます。しばらくは継続するつもりです。